塾に行かずに高校受験!?我が家が「家庭学習」を選んだ理由

家庭学習のはじめ方

なぜこのブログを書こうと思ったか

こんにちは、manabi-mamaです。

このブログでは、塾に通わず「家庭学習」で高校受験に挑戦する我が家の取り組みを記録しています。

中学生になったわが子の勉強について、塾に行くべきか家庭でどこまでできるのか、悩みは尽きませんでした。

でも、同じように悩んでいる親御さんがたくさんいることを知り、私たちの試行錯誤が少しでも誰かの役に立てばと思い、ブログを始めました。

中学生になってからの悩み

我が家の息子は現在中学2年生。

中1になったタイミングで「塾に行く?」と聞いたところ、即答で「行きたくない」との返答でした。

無理に通わせても続かないことは目に見えていたので、本人の気持ちを尊重して、とりあえずは家庭で勉強を頑張る方針に。とはいえ、課題は山積みでした。

ゲーム・スマホの誘惑から離れられず、集中力も続かない。学校の課題に追われ、テスト勉強と呼べるような取り組みはほぼゼロ。反抗期もあり、決めた時間を守らない。

「だから塾に行きなさい!(親)」

「なんでそうなるの!(子)」

という、意味のないやりとりが毎日のように続いていました。

それでも、定期テストの順位は200人中20番以内にはいました。ただ、こちらとしては「このままでは志望校は難しい」と中1秋の中間テスト結果の頃から感じ始めていました。

しっかりやればもっと取れる。だから、直近に控えた実力テストを目標に、まずは“毎日の学習習慣”をつけることから始めることにしました。1日2時間ずつ。

息子は長時間集中できるタイプではないので、「短くても毎日やる」スタイルに切り替えていきました。

家庭学習という選択をした理由

子どもと何度も話し合った結果、我が家では塾に通わせるのではなく、家庭で勉強する「家庭学習」という選択をしました。

子ども自身が「自分のペースでやりたい」と言ったこと

さらに私たちにとって大きかったのは、「送迎の負担がないこと」でした。
塾に通うとなると、車での送迎だけでも往復1時間はかかります。
その時間を子どもの学習や家族の時間に充てられることが、家庭学習を選んだ理由の一つになりました。

学習を始める時間も、例えば「夜8時半から」と決めればその時間にスタートできるし、体調や気分に合わせて早めたり、少し遅らせたりといった柔軟性もあります。
時間に追われることがないぶん、私たち親子にとってはとても心がラクになりました。

子どもにとっても、私たち親にとっても、送迎や塾のスケジュールに縛られないことは、気持ちと時間のゆとりにつながっています。

なにより、親として「子どもと一緒に高校受験と向き合いたい」という気持ちが強くなりました。

とはいえ最初は不安だらけでした

中学1年生の秋、中間テストが終わったタイミングで、親子で本格的に家庭学習に取り組むことにしました。

ちょうど2ヶ月後には、県が実施する実力調査テストが控えており、そこを一つの目標に設定。
「とりあえず2ヶ月間、騙されたと思って一緒にやってみよう」と、息子を説得しました。

教材もまずは実力テスト対策のものだけに絞ってスタート。
ただ、思った通りスムーズにはいきませんでした。

「これ嫌だ」「あれもやりたくない」と反抗期まっさかりの息子。
どんな声かけをすればやる気が出るのか、こちらも手探りの日々。

思い描いたように計画通りには進まず、こちらの思いをぶつけてしまいそうになることもありました。それでも、少しずつ勉強に向かう時間が増え、本人なりのペースが見えてくるように。
毎日2時間、短くても“継続すること”を意識して、ようやく「勉強することが当たり前」に近づいてきたように感じます。

それでも、家庭学習でよかったと思えること

家庭学習を始めてから、息子は「やだ〜!」と言いながらも、以前よりもずっと毎日の勉強に向き合うようになりました。

特に苦手意識のあった教科や単元でも、繰り返し解いてみることで、
「難しいと思ってたけど、なんかできるようになってきたかも」と、少しずつ自信を持てるようになってきた様子が見えてきました。

そして何より、勉強を通して親子の会話が増えたこと、信頼関係が深まったことが、いちばんの成果だったと感じています。

受験のことだけでなく、将来やってみたいこと、学校での出来事など、日々の中でいろんな会話が生まれるように。反抗期だから話せない、ではなくて、反抗期でも笑いながら会話ができる
これってすごくありがたいことだなと思うようになりました。

これからどう進めていくか

今後も我が家では、家庭学習をベースに、毎日少しずつコツコツと進めていく予定です。

もちろん、うまくいかない日もありますし、親子バトルになる日もあります(笑)。

周りを見て焦ることもあります。

 でも、少しずつでも「勉強することが日常になる」感覚を積み重ねていきたいと思っています。いずれ大学受験ともなれば、自分で勉強しなければいけません。

中2での取り組み、ここが一番肝になるのではないかと思っています。

 無理せず、でも着実に力をつけていけるように、取り組み方もまた記事にしていきたいと思います。

読者の方へメッセージ

このブログは、
「塾に行かずに家庭でがんばってみたい」
「でも何から始めていいかわからない」

そんな親御さんやご家庭に向けて、わたしの実体験をもとに綴っています。

同じように悩んだり、迷ったりしている方に、
「うちもこんな感じだったけど大丈夫だったよ」と、少しでも参考になったらうれしいです。

完璧じゃなくていい。子どもも親も、試行錯誤しながら、一緒に進んでいけたらきっと大丈夫。

これからも、家庭学習で感じたことや使ってよかった教材、成績の変化などを、リアルにお届けしていきます。

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